今回は炭水化物の摂取量についての解説です。
炭水化物はタンパク質や脂肪に並び、人間が生きていくうえで必要な栄養素である三大栄養素のうちの一つです。
炭水化物は1日の摂取量に決まった数字はありません。
摂取する方が理想とする体形によって必要量は変わってきます。
炭水化物は人間が活動するためのエネルギー源として消費される栄養素ですので、体重を増やしたい場合は消費される以上に摂取する必要があります。
逆に体脂肪を減らしたい場合は、消費より少なくなるような摂取量が理想です。
ですので自分の目的に合った炭水化物の摂取量は、実際に摂取して体がどう反応するか(痩せるのか、あるいは太るのか)を観察しながら見つけていただくと良いと思います。
炭水化物の含まれる食材としては、ご飯、パン、麺類が代表的だと思います。
他にはイモ類やかぼちゃなど、デンプン質の野菜にも多く含まれます。
野菜に含まれる食物繊維も炭水化物の一種なのですが、食物繊維は消化吸収できないため、たくさん食べてもエネルギーとして蓄積することはありません。
食物繊維の多い食材は消化に時間がかかるため、食べる炭水化物の種類によって消化吸収にかかる時間は変わってきます。