今回は大胸筋に効く腕立て伏せのやり方を解説します。
腕立て伏せで効果的に大胸筋に効かせるためには、
手を付く位置
手幅
肘の向き
肩甲骨の固定
姿勢
この5つのポイントを意識することが大切です。
手を付く位置は、肩の真下に来るように付きます。
手幅は、大胸筋に効かせたい場合はやや広めに手を付いてください。
肘の向きは、常に肘の内側が向かい合うようにキープします。
肩甲骨は、体の上下運動と共に開いたり閉じたりしないように、やや寄せた状態で固定します。
姿勢は、腹筋にしっかりと力を入れて足の先から頭までが一直線の棒になる形をキープしてください。
この5つのポイントを意識しながら腕立て伏せの動作を行うことで、効果的に大胸筋に負荷をかけることが出来ます。
ただし、腕立て伏せで大胸筋に効かせることと大胸筋が発達することは、必ずしもイコールではありません。
大胸筋を発達させるためには、行う方にとって腕立て伏せが筋肉の発達に適した負荷である必要があります。
もし腕立て伏せが何十回も出来る方の場合、もっと少ない数で疲労するように負荷を強くする、逆に腕立て伏せが全く出来ない方の場合は負荷を軽くするなど、自分に合ったやり方で行うことが大切です。