筋トレ  

筋トレの効果的な動作は、怪我の予防にもなる(ネガティブが大切)


 

今回は効果的にトレーニングを行うための動作についてのお話です。

トレーニングを行うときはネガティブポジティブという、2種類の動作があります。

ネガティブは重りを下ろす動作で、ポジティブは重りを上げる動作のことを言います。

例えばベンチプレスを行う場合、バーベルを胸に向かって下ろす動作をネガティブ、逆に胸からスタートポジションに持ち上げる動作をポジティブと呼びます。

ネガティブとポジティブを比べると、ネガティブの動作の方がポジティブより強い刺激を筋肉に与えることが出来ます。

その理由は筋肉の性質にあります。

重りを持ち上げる時と下ろす時では、収縮する筋繊維の数が違います。

重りを持ち上げる時よりも下ろす時の方が、収縮する筋繊維の数が少ないため、1本1本にかかる負荷はネガティブの方が強くなります。

それがネガティブの動作が効果的だと言われる理由です。

そしてネガティブの動作をコントロールすることは、怪我の予防にも繋がります。

下ろす時に早く重りを下げてしまうと、収縮する筋繊維の数もその分少なくなるため、動作を切り返す瞬間に筋肉にかかる負荷が強くなりすぎた場合、思わぬ怪我を招く可能性もあるかもしれません。

ですので、効果的なネガティブの動作は、同時に怪我の予防にも繋がる動作ではないかと思います。

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